皆様、いつも大変お世話になっております。実務経営サービスの城越です。2月と3月は、税理士の皆様がご多忙の期間であると思います。また、最近は風が強く寒い日が続いており、仙台出身の私でさえ、寒いと感じてしまいます。皆様もお体にお気をつけてお過ごしください。
さて突然ですが、皆様は社会人になり上長から初めて注意を受けたことについて覚えていらっしゃいますでしょうか。私はまだ3年前の出来事ですので、はっきりと覚えています。それは、上長に頼まれていた資料を、上長に適宜確認をせず、完成した状態で提出してしまったことです。その結果、上長から大幅な修正を求められ、私が資料作成に費やした時間が無駄となってしまいました。
以前勤めていた会社で新人研修を受けた際に、新人のうちは100点満点を目指すのではなく、60点でもよいから最速で提出することが大切だと学びました。入社したばかりの私は、上長には不完成なものを提出するのは不適切だと思っていました。しかし、大幅な修正があった場合、自分自身だけでなく、上長もより多く時間を費やすことになってしまうのだと痛感しました。
また、会社は共通の目的に対して社員全員で取り組み、利益を生み出す場所だと考えています。そのため、無駄な修正の時間がなければ、私に他の仕事を振ることができたかもしれません。その一件以来、新しい物事を進める際は、上長に方向性を確認しながら進めるようにしています。
ここまでお読みいただきましてありがとうございます。今回の内容は、どちらかといえば所長様ではなく若手の職員様向けの内容だったと思います。しかし、若手の職員様の成長も、今後の事務所経営においては必要なことだと考えています。
そして、所長様も今回のコラムを通して過去の失敗や経験を思い出すきっかけにしていただければ幸いです。今後も皆様にお役に立つセミナーの開催、ニュースや情報の発信をしてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
城越謙太朗(営業企画部)

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