世界のコロナ禍は、まだまだ収まりそうにありません。ついに世界中の感染者の数は3840万人(10月15日現在)、亡くなった方は109万人にも及びます。日本においても9万人の感染者と1600人以上の亡くなった方がいらっしゃいます。
当然、新型コロナウイルスによる環境の変化により、多くの仕組みが変わり始めています。規制の見直しです。
医療用薬品の購入には、医師の処方箋を持参するのが原則でしたが、時限措置による緩和で、事前にFAXでの送付が可能になっています。また、オンライン診療も実現に向けて進んでいます。金融庁も金融機関における住宅ローンの対面契約、押印の手続きをいかに電子化するかの検討も始まっています。
そういった意味で、会計業界もテレワークの活用や顧問先企業との月次監査、企業訪問の在り方など、コロナ禍を契機に変わらなければならない状況にきています。確定申告、決算期の対応のたびに発生する不夜城の解消、働き方改革推進のためのデジタルトランスフォーメーション(DX)化と、まさに会計業界も大きな端境期に差し掛かっているといえます。
弊社におきましても、会計業界の成長と発展をご支援するため毎年開催している「会計事務所サミット」を、紆余曲折を経て12月3~4日に開催させていただきます。本年は、イベント、企業ブース、セミナーなども全てオンラインによる開催となります。
テーマはまさに「ポストコロナ時代へのミッション」です。
今回も多くの協賛企業様とともに、会計業界への『お役立ち』を念頭に、よき出会いの場をご参加の皆様方にご提供できればと、多彩な講師陣を配させていただきました。
基調講演は「これからの日本経済と企業経営~ポストコロナ時代を大胆に予測」と題し、東京大学名誉教授、学習院大学国際社会科学部教授で、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める伊藤元重先生にご登壇いただきます。
そのほかにも、以下のとおり盛りだくさんの内容となっております。
コロナ禍を乗り越えるために中小企業を支援する資金繰り、銀行対策をテーマに、会計事務所ならではの角度から専門家としてのハウツーの公開!
会計業界の長年の課題である「生産性」を飛躍的に向上させたデジタル化先行型事務所の事例の紹介!
ポストコロナ時代に向けての会計事務所の在り方、DX化時代に真に必要なモノは何か!
リスク管理の在り方
今回の「会計事務所サミット」は、これからの事務所改革の大きなターニングポイントになると自負しています。ぜひ、多くの会計人の皆様方のオンラインでのご参加をお待ちしております。
株式会社実務経営サービス 代表取締役会長
中井 誠
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