連日猛暑が続いていますが、会員各位におかれましてはお元気でお過ごしでしょうか。ここまで強烈な猛暑が続きますと、外出などとてもできない状態です。思わずリモートでのミーティングに変更したくなります(笑)。
毎年この暑い時期は、まさに税理士試験の真っ最中となります。今年も多くの受験生が、この暑さのなか試験に取り組んでいらっしゃることと思います。
年々減り続けていた税理士試験の受験者数も、わずかながら増加に転じているようです(あくまでも、前年に対しての増加ですが……)。幾分か税理士試験の受験要件が緩和されたこともあるかとは思いますが、これを機会に会計業界を支える若い人材が増えていくことを期待したいと思います。
しかし、8万人を超える税理士の登録者数のうち、20代が占める割合はわずか1%にも満たない状況であることは事実です。会計業界の将来を支え、多くの中小企業をご支援していくためには、若手会計人が増えていくこと、伸びていくことこそが、業界全体の成長を促し、変革の時代を乗り切っていくための重要な要素であると確信する次第です。
そうはいっても、試験自体はなかなか手ごわいモノです。受験する職員さんを抱えている事務所様におかれましては、できることなら試験休暇のような制度があると、より取り組みやすくなるのではと考えてしまいます。当然、個々の事務所様の事情があるので、一律に同じような制度を設けるのは難しいことだと思いますが、何らかの形で受験する職員さんたちを援助する仕組みを、ぜひ検討していただきたいと思います。
そのためには、事務所全体の効率化を図ることが必須となります。そして、この新たな時間を生み出すのは、間違いなくテクノロジーの活用になるはずです。DX化の推進といっても、よいかもしれません。
弊社、実務経営サービス、実務経営研究会では、この変革の時代に多くの会員事務所様に向けて、最新情報の提供、実践的研修会、セミナーの開催、時代を先取りした経営戦略により成長を続ける先進事務所の見学会など、多くのコンテンツを擁して、会員事務所の皆様の成長と発展をご支援申し上げる所存です。
よろしくお願い申し上げます。

株式会社実務経営サービス
代表取締役会長 中井 誠

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