いつも皆様には大変お世話になっています。
 今年は、西日本、東日本では平年より遅い梅雨明けとなりました。7月は熊本県、鹿児島県を中心に九州や中部地方など、各地で発生した集中豪雨による被害もありました。豪雨により犠牲になられた方に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被害にあわれた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
 それにしても2020年は、新型コロナウイルス、自然災害など、日本が受けたさまざまなダメージは計り知れない状況にあります。これまで築いてきたものが破壊され、ビジネスにおいては、商品や営業手法、スタイルもこれまでと同じでは通用しなくなっています。本稿を書きながら、本当に厳しく、また、進化を迫られる時代を生きていることを実感します。
 そのように考えていたなか、愛知県小牧市に拠点を置く株式会社中京会計の伊藤圭太先生の事務所通信に同封されていた手書きのレターに目が留まりました。タイトルは「変態」……?
 コロナショック後にやってはいけないこととして、物事を過去の延長線上で考えて変わろうとしないことだと紹介されていました。さらに読み進めると、強いものが生き残るのではなく、変化に対応するものだけが生き残る!変化する環境に順応するために「変態」を遂げる必要があるという内容でした。
 また、その変化については「出直しの法則」が紹介され、事業全体をいったん「ない」ものとして、組み立て直す方法がヒントになったと書かれていました。これは、伊藤先生のメンターである榎本計介氏の著書で紹介されているそうです。
 強いものが生き残るのではなく、変化に対応するものだけが生き残る。弊社は、コミニケーションワードとして「“変わりたい”に、応えたい」と掲げています。自分の変化で皆様にどのように応えていくのか、皆様のお客様支援となるヒントや情報提供にいかに対応すべきかなど、今年の夏季休暇は、これまでと違った仕事との向き合い方を考えながら過ごしています。
 さて、また、とりとめもなく書いてしまいました。毎回申し上げていることではありますが、今後も皆様との交流のなかで成長してご支援に励む所存です。
 梅雨が明けた途端に本格的な夏を迎え、全国的に厳しい暑さをもたらしています。猛暑が続く毎日ではありますが、お体を大切に過ごされますよう、お祈りを申し上げます。

営業企画部 加藤 剛

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