いつも皆さまには大変お世話になっております。
連日、熱中症警戒アラートが発表され、日本の夏が年々暑くなっていると感じられます。皆さまにおかれましては、そのような状況にも負けずに、お変わりなく、そして、お忙しく活動されていることと拝察いたします。
ふと、自分が子供の頃はこんなに暑かったかと思い返してみると、それこそ小学生時代は野球に明け暮れ、この時季は夏合宿で練習や試合に励んでいたことを思い出します。炎天下で汗だくになってボールを追いかけていました。今では到底考えられないことですが、当時は水を飲むとバテてしまうと信じられていた時代でした。
厳しい暑さのなかで行われる夏の全国高校野球では、新たな暑さ対策として今年から「クーリングタイム」が導入されました。5回終了後の10分間はゲームを中断し、選手が休憩を取る時間で、体を冷却したり、水分を補給したりできるそうです。
昭和生まれの私などは、唯一許可されていたのはうがいくらいでした。うがいをしに水場に行くときは、監視目的で同伴者がついたものでしたが、うがいをしながらバレないように少しずつ水を飲んでいました。自慢もできないこんな特技を覚えたのもその頃です(笑)。
監督やコーチからは「水は飲むな」と指導されていた昭和50年代、夏の練習は本当にキツい思い出しか残っていません。ただ、今だから言えることですが、このときに我慢するということを覚えたのかもしれません。
当時流行っていたのが、各自でスポーツ飲料を作ることです。前夜からボトルごと凍らせておいて、練習に持って行き、練習後にほどよく溶けて冷えきったスポーツ飲料をグッと飲み干す。その美味しさと爽快さは格別で、たまらなく気持ちよかったですね。今となっては、スポーツ飲料がビールに変わっていますが(笑)。
さて、本来なら今夏の活動などの話に触れるべきところですが、野球をしていた頃の話で終わってしまいますことを何卒ご容赦ください。
今年は、行動制限の緩和もあり、これまで我慢していた「いつもの夏」の過ごし方としてお盆休みを満喫し、リフレッシュされた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
それにしても、暑さ寒さも彼岸までともいわれていますが、本誌が皆さまのお手元に届く頃には、もう少し暑さも和らいでいればと願うばかりです。
暑さで体が疲れやすく、疲労もなかなか回復しないと、夏バテが起こりやすくなります。きちんと水分補給をマメに、そして、お互いにバランスの取れた食事と十分な睡眠を取るように心がけ、暑い夏を乗り切りましょう!
今秋もよろしくお願いいたします。

営業企画部 加藤 剛

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