株式会社ミロク情報サービス 代表取締役社長 是枝周樹

株式会社ミロク情報サービス(東京都新宿区)は創業44年目を迎える財務・会計システムの老舗ベンダーである。2019年 3月期までに8期連続の増収増益を達成し、会計業界にとどまらずその知名度を高めている。2020年3月期も好調を持続し、9期連続の増収増益を見込んでいる。その背景には、会計事務所と中小企業の経営革新を支援するという理念のもと、時代や技術の変化にいち早く対応しながら新たな製品やサービスを開発・提供し続けてきたことがある。今回の取材では、同社の代表取締役社長の是枝周樹氏に、好調持続の要因や最近の取り組み、来期の展望などについてお話を伺った。(撮影 市川法子)

社員が成長の最大のドライバー

―― 株式会社ミロク情報サービス(以下、MJS)は、40年以上の歴史を持つ財務・会計システムの老舗ベンダーです。前期(2019年 3月期)までに8期連続の増収増益を達成し、今期(2020年3月期)も好調を持続しています。
本日は、同社の是枝周樹社長にお話を伺います。まずは今期の業績見通しからお聞きします。

是枝 9期連続の増収増益、9期連続の最高益を目指し、全社が一丸となって取り組んでいます。
上期は、Windows 7のサポート終了や消費税アップ前の駆け込み需要などを受け、業績予想を上方修正しました。
また、中堅・中小企業向けの主力のERP製品の販売において、新規のお客様からの引き合いが多くあり、好調に推移しています。
金融機関との協業においては、中小企業の事業承継やシステム連携(API接続)など、さまざまなアライアンス施策があるなかで、各地域の支社が地元の金融機関と販売パートナー契約を結び、そこから紹介されたお客様に製品を販売する流れが形成されています。

―― 金融機関との信頼関係の構築が進んでいるわけですね。

是枝 はい。ここ1年で結び付きが大変強くなっており、今後ますます強化されていくと思います。
ちなみに、ご紹介いただいたお客様への製品販売の実績が1年間で1億円に達し、受注や進行中の案件を含めた全体では、それに2億円ほどプラスされます。
その一方で、開発投資や人材強化などの投資も視野に入れ、通期計画の数字は据え置いています。

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