株式会社エアロスペース CEO
川久保文佳
私はSAKEPAⓇという日本酒の蔵を応援する団体を運営している川久保文佳です。
日本独自の製造方法を有する文化的で価値が高い酒蔵がどんどん減っていっています。SAKEPAⓇではそんな日本酒の酒蔵が伝統を守り伝えながら、味わいや技術を後世に引き継げるようさまざまなプロモーションやイベントを行っています。
今回は神奈川県足柄上郡開成町の瀬戸酒造店を訪問させていただきました。日本の国酒である酒造りと地域創生について、相模原市の税理士法人八木会計様の社員研修も兼ねて、酒蔵訪問をさせていただきました。
瀬戸酒造店の創業は江戸時代の末期、慶応元年(1865年)となります。1980年に酒蔵での酒造りを中断していましたが、37年の休業を経て、蔵元に森 隆信氏が就任し、2017年から醸造を再開させました。
森氏が所属していた橋梁設計の社内において、地方創生プロジェクトを提案する機会があり、森氏が起案して、代表取締役に就任し、その親会社の出資によって始めました。
1年目、最初は古い蔵の再建築に着手しました。1年後の2018年から酒造りをスタートして、2024年で6年目になります。
他の蔵は10月から酒造りをスタートさせますが、瀬戸酒造店では、9月初旬からスタートさせます。冷房を完備しているので、通年醸造可能な蔵です。毎年、9月初めから翌年の7月末まで醸造を行い、8月は1カ月メンテナンス期間として、蔵を休ませて、機械を全てオーバーホールして、全部のメンテナンスをするそうです。
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