本コラムを書いている本日(2023年5月8日)から、新型コロナウイルス感染症の位置付けが「2類相当」から「5類」に変わることにより、私たちの新型コロナウイルスによる影響が大きかったこれまでの3年間の「日常」が変わることになります。特に、仕事においては、今後どのような変化が起こるのでしょうか。
まず、これまで主流だったオンラインでのコミュニケーションから、直接対面での会議や取引が増える可能性があります。オンラインでのコミュニケーションは便利ではありますが、直接会うことでより強力なコミュニケーションができる場合もあります。例えば、人の表情や声のトーンを読み取ったり、身ぶり手ぶりで伝えたりすることができます。これにより、ビジネスのメリットが増す可能性もあります。
また、感染対策が不要になることで、これまでの負担が軽減されることも期待されます。例えば、外出時のマスク着用や手洗い、消毒などが不要となることで、より自由な行動が可能となり、仕事やプライベートでのストレスが軽減されるでしょう。
一方で、このような変化によって、人手不足の問題が発生するかもしれません。今後は、直接対面での取引や会議が増えることに伴い、それに対応する人材と入力やお客様への連絡・確認などを担当する人材に分けて、効率よく人材を確保しなければなりません。また、AIの進化によって、仕事のあり方も大きく変わる可能性があります。
そして、ビジネスの充実とともに、プライベートでも楽しめる時間が増えることが期待できます。感染対策によって外食や旅行などが制限されていた状況から、より自由に行動できるようになることで、生活の質が向上する可能性があります。
最後に、新型コロナウイルス感染症の位置付けが変わることで、オンラインとオフラインのハイブリッドな新時代が到来するといわれています。この新しい時代を楽しく生き抜くためには、柔軟な発想やアイデアが求められるでしょう。この変化をチャンスと捉え、積極的に取り組んでいくことが、今後の成功につながるかもしれません。
実務経営研究会では、会計事務所がこれからの時代に必要とする企業の情報やサービスを積極的に取り上げていきます。

株式会社実務経営サービス 
代表取締役社長 板垣 誠

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