平素よりお世話になっております。全国的に最短の梅雨明けを記録した6月末。異常気象で気温40℃も当たり前になってきました。通勤中や外出中でも水分補給が欠かせない、まるで灼熱地獄のような暑さが続いておりますので、皆様もどうぞご自愛ください。
さて、今回は【評価基準の3種類】をテーマにお話ししたいと思います。
新しいつながりをつくる際には、「どの基準で信用するか?」「どう付き合っていくか?」「関係をどう深めていくのか?」と悩んだり、人間関係において避けて通れない部分があるのではないでしょうか。そのようなとき、会話のなかで3つのタイプが存在すると思っています。話のなかで他人を評価する基準のご参考にしていただければ幸いです。
〝過去〟の話をする人
ここは昔の話をする人のフェーズです。例にすると、「昔はこんな実績がある!」「昔は〇〇大手企業にいた!」「私の時代は〇〇が当たり前だった!」などが挙げられます。過去の実績は素晴らしいですが、第三者からは過去に停滞しているように見えてしまうのが難点に思えます。
〝現在〟の話をする人
ここは今の話をする人のフェーズです。例にすると、「今はこんな仕事をしている」「現在の役職は〇〇だ!」「今は○○を作れる!」などが挙げられます。現在進行形の可能性について述べている方です。現状のスキルなどもお話のなかで見極めることができます。
〝未来〟の話をする人
ここは先の未来の話をする人のフェーズです。「これから何ができるのか?」「一緒に業界をどう盛り上げていくのか?」「ともにどんな価値提供をできるのか?」などが挙げられます。Win-Winの関係を基軸に、「これからどうするのか?」を理解している方です。個人的には、「未来」の話をする人との会話が圧倒的に楽しく、この価値基準を大切にする方とともにお仕事をしたいと考えています。
めまぐるしい時代の変化があるなかでも、変化に適応する人は「学んでいる方」が多い印象です。現状維持が衰退であるならば、常に学習する意識をつけなくてはなりません。
今回は評価の基準としましたが、評価とは自分ではなく、他人がするものです。無知な部分を自ら学び、自分の未来ビジョンを描き、それに共感してもらえる人と仕事をすることが重要だと思います。
理想の未来を描くためにも、日々の自己研鑽に励みたいと感じています。
刀祢文秋(営業企画部)