税理士法人コスモス 代表社員 税理士 鈴木成美

意識改革を実行に移す

今回から数回に分けて、ひとり3000万円稼ぐ会計事務所を作る手順を詳しく解説していきます。
コスモスでは、全ての職員が「経営者のパートナー」として高付加価値業務に取り組むことで、ひとりあたり3000万円の生産性を実現しています。とはいえ、最初からそのような生産性を実現できていたわけではないことは、前回までにご説明したとおりです。
当事務所の母体である公認会計士野田賢次郎事務所は、所長の野田だけが高付加価値業務を行っている普通の会計事務所でした。職員は所長のサポート役であり、記帳代行や書類作成など、付加価値の低い業務を行っていました。
法人化して税理士法人コスモスになってから、職員全員で稼ぐ事務所を目指す方針を掲げました。そして、職員に根気強く意識改革を促すことで、人間性を高め、「経営者のパートナー」を育て、付加価値業務の担い手を増やし、生産性を高めていったのです。
私たちが実践できたのですから、読者の皆さんの事務所でも、職員を「経営者のパートナー」に育て、生産性を高めることはできると私は思っています。

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