KIネットワークパートナーズ代表 
石川浩司

デジ隊を活用した会計事務所の業務改善

前回、「中小企業デジタル化応援隊事業(通称:デジ隊)」の概要について伝えさせていただきました。
今回は、その具体的な活用方法について、事例を交えながらお伝えしたいと思います。まずはデジ隊について、簡単におさらいさせていただきます。
デジ隊は中小企業庁や中小機構が始めた事業で、中小企業(もちろん会計事務所も含まれます)のDX推進をサポートするために、企業の方々は1時間500円の負担で、IT専門家のサポートが受けられるというものです。
1社あたり最大30万円、標準で87・5%の費用面での支援を国から受けられます。2021年の税制改正、そしてDX関連の予算増額など、企業のデジタル化、IT活用は、国を挙げての大きなプロジェクトとなっています。
それにもかかわらず、中小企業のIT活用は、残念ながらなかなか進んでいません。その原因は何でしょうか?

こちらは 実務経営研究会会員 用記事です
すべての記事が読める「実務経営研究会会員(有料)」へご登録いただくと続きをご覧いただけます。