司法書士法人ソレイユ 代表社員 司法書士
杉谷 範子

新・相続

人生100年時代を迎えた今、従来の死亡に備えるだけでは足りません。「任意後見」「遺言」「信託」「保険」を4本柱とした、生前対策を含めた相続を「新・相続」と名付けて、この連載で紹介しています。

『8050(はちごーまる)問題』ってご存じでしょうか?

引きこもりなどで自立できない子どもが50歳、その世話をする親が80歳になり、親自身、認知症や病気、死亡により、子どもの扶養ができなくなる状況で、今後、増加することが予想されます。自立が難しいお子さんを育てている親御さんにとっては、自分が老いて世話ができなくなったときのこと、また、子どもを残してこの世を去ることに対して、大きな不安を抱いています。
今年8月に出版された「障害のある子が『親なき後』も幸せに暮らせる本」(大和出版、次ページ写真)は、おかげさまで4刷(11月末日現在)が決定しました。この書籍では、親が今やるべきことが細かく書かれていて、できることから始められるようになっています。
社会福祉法人、障がい者施設、介護施設、お医者様、医療法人などのお客様に以下の手続きをぜひともお伝え頂き、障がい者のお子さんのためにお役立て頂きたいと思います。

こちらは 実務経営研究会会員 用記事です
すべての記事が読める「実務経営研究会会員(有料)」へご登録いただくと続きをご覧いただけます。