株式会社カクシン
代表取締役 公認会計士
長山 宏
今回から4回にわたり、経営原則についてご説明します。経営原則は、経営に必要な事柄を、具体的な項目として網羅しています。これらはすべて、経営を考えるにあたり重要なものなので、一つひとつについてじっくりと考えていただく必要があります。
経営原則を活用すれば、経営の難しい局面を打破できるでしょう。うまく生かしていただけることを期待します。
経営原則
経営の成功には、一定のセオリーというものがあります。
この連載ではここまで、経営の原理について解説してきましたが、それを受けて、経営を成功に導くための具体的な原則について説明します。
経営原則の体系は、次のとおりです。
経営原則の体系
全体・組織のあり方の原則
⑴ 経営理念実現の原則
⑵ ベクトル一致の原則
⑶ 100%稼働の原則
⑷ 循環の原則
⑸ 権限委譲・成長の原則
⑹ ガラス張り経営の原則
⑺ 部分と全体統合の原則
⑻ 成長と調和の原則
⑼ 商品力の原則
経営者の原則
⑴ 経営意思の原則
⑵ トップ革新必須の原則
⑶ トップ人格向上の原則
⑷ トップ環境づくりの原則
⑸ 利他の原則
⑹ 動⇒静の原則
⑺ 自己信頼の原則
組織づくり・ルールの原則
⑴ ビジョン・シンクロの原則
⑵ 貢献への連鎖の原則
⑶ 戦略・戦術区分の原則
⑷ 性善説の原則
⑸ 1対1のオセロゲームの原則
⑹ ヤル気・勢い醸成の原則
⑺ 小人数活用の原則
考え方の原則
⑴ 絶対肯定の原則
⑵ 結果時間差の原則
⑶ 波紋の原則
⑷ 弱点差し込みの原則
⑸ 量⇒質への転換の原則
⑹ 問題・障害発生の原則
⑺ 死にゆく道活用の原則
⑻ 現場主義の原則
⑼ 共感共鳴の原則
行動に関する原則
⑴ 貢献先行の原則
⑵ 言行一致の原則
⑶ 100%達成の原則
⑷ 徹底化の原則
⑸ ムダ徹底排除の原則
⑹ 受ける・任せるの原則
⑺ 今ここ全力集中の原則
⑻ 「なぜ」5回、本質追究の原則
⑼ 学習、喜び、効果のトライアングルの原則
⑽ 信頼のきずな形成の原則
⑾ 本末一致の原則
⑿ イノベーションとマーケティングの原則
⒀ 逆算の原則