柴山会計ラーニング株式会社 代表取締役 柴山政行
レッドスターコンサルティング株式会社 代表取締役 大野 晃
柴山会計ラーニング株式会社(東京都新宿区)が運営する「社外経営執行役員型コンサルタント養成塾」が今春、3期目を迎える。同塾では、公認会計士でもある代表取締役の柴山政行氏が、自身のコンサルティング経験を基に体系化したノウハウを5回にわたり講義する。経営コンサルティングをサービスメニューに掲げる会計事務所が増えるなか、中小企業の売上アップや業績改善を実現する経営コンサルタントの養成は必須といえる。昨年に引き続き、今回の取材ではあらためて塾の目的や方針、新プログラムなどについて、塾長の柴山政行氏と、塾のディレクターで創設を後押ししてきたレッドスターコンサルティング株式会社代表取締役の大野 晃氏に伺った。(編集部注・大野氏はZoom経由で取材に参加しました。(写真撮影 市川法子)
実践的コンサルティングノウハウが身に付く5日間
―― 弊誌2019年6月号で紹介した「社外経営執行役員型コンサルタント養成塾」が3期目を迎えました。今回の取材では1期、2期を振り返りつつ、3期目に向けた意気込みを、運営会社である柴山会計ラーニング株式会社代表取締役社長の柴山政行先生と、同塾のプロデュースを担当された税理士の大野晃先生に伺います。
まずは、柴山先生と大野先生のプロフィールをあらためてご紹介いただけますか。
柴山 私は大手監査法人を経て、平成10年に柴山政行公認会計士事務所を開業し、平成24年に株式会社柴山会計ラーニングを設立しました。
柴山会計ラーニングは、経営コンサルティング、会計教材の企画販売、セミナーの3つの業務を会計事務所から分離して設立した会社です。私は現在、母体の会計事務所よりも、この会社での会計教育とセミナー講師としての活動がメインになっています。
大野 私は、会計事務所勤務を経て独立開業し、現在はレッドスターコンサルティング株式会社を営んでいます。税理士さんたちに経営感覚を身に付けていただくべく、「士業から企業家へ」というコンセプトで設立した会社です。主にTwitterとYouTubeを使って、コンサルティング能力を養成するための講座と、個別コンサルティングを展開しています。