IG会計グループ 代表 岩永經世氏

今年35周年を迎えるIG会計グループ代表の岩永經世氏は、これまでの歩みを振り返り、組織の成長を強く実感していると自信に満ち溢れた笑顔で話してくれた。会計業界が置かれている現状に話題が移ると、一転、会計事務所は作業から脱却して本当の知的サービス業に移行しなければならないと鋭い眼差しを見せた。自事務所のレベルアップだけでなく業界の価値を高めることが当面の課題であり夢であると語る岩永氏に、MAP経営がシステムの開発を通して会計業界に起こしていくイノベーションとその可能性についてご意見を頂戴した。

作業代行から指導、その先の相談業務へ

浅野 IG会計グループは今年35周年を迎えるということで、これまでの歩みを振り返ってみて、どのように感じていらっしゃいますか。

岩永 はい、今年は事務所を開業して35周年を迎える節目の年です。また、NN構想の会の全国大会も今年は第20回ですので、アニバーサリーイヤーだといえます。この34年間を通してIG会計グループは、組織も組織を構成するメンバーも着実に成長してきたという実感があります。特にMAS監査部門は、若い人材がどんどん力を付けてきて、2億5000万円の売上を上げる部門へと成長しました。一人当たりの売上高が2000万円を超える職員も6名います。振り返ってみて、これだけの成長を実感できるのは、とても喜ばしいことです。

浅野 素晴らしいですね。

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