フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社

やり慣れたことは熟練して楽にこなせるようになりますが、そのままでは今までとは違う結果は手に入り
ません。今まで取り組んだことのない領域でも、モチベーションを高くして成果を出すにはどうしたらい
いのか、そのポイントをご紹介します。

Q

今の仕事は難しくなく、可もなく不可もなくという感じなので、これで成長できるのかという不安があります。違うことにチャレンジして成果を出すにはどうしたらいいでしょうか?

A

経験があることや自信があることだけを行うのは、安心で心地いいものです。しかし、理想を実現するためには新しいことにチャレンジすることが多くなります。自ら行動を起こし、チャレンジしないことには、今までと違う結果は手に入りません。
新たな成果を手に入れるには、3つの壁を突破しなければなりません。まず、「周囲から受ける目に見えない圧力」の壁です。例えば、親から安定した仕事が一番だといわれ続け、結局自分の好きなことにはチャレンジできずじまいで、ストレスや不満を感じるといったパターンです。
次に、「自らがつくる高い壁」を越えなければなりません。私たちは、置かれた環境や過去の失敗、自ら感じる限界などのために、自分で壁をつくってしまいます。行動に移せない原因は何か、「できない」という自分の思い込みではないのか、そうしたことを常に考えることが必要なのです。
最後は、「変化に対する恐れ」という壁です。誰でも変化は怖いものです。やったことのないことに取り組まなければならないからです。変化に対する恐れは、真の目標設定を阻む要素としてかなり強力なものです。しかし、自ら行動を起こし、チャレンジをしないことには、何も得ることができません。
これから理想を実現するあなたにとって、この「周囲から受ける目に見えない圧力」「自らがつくる高い壁」「変化に対する恐れ」からの脱出を常に意識できるかどうかが成果を出せるか否かの分かれ道です。

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