安藤税務会計事務所 樋口裕紀
テキサスで乗馬のトレーニング
この原稿を書いている今、趣味、私にとっては既にライフスタイルともいえそうな乗馬(Reiningというウエスタンスタイルの乗馬の競技の一種)の米国への合宿旅行から帰ってきたところです。
このReiningは米国発祥なのですが、米国でもマイナーな競技のようです。ちょうどこの夏から、米国のテレビ局のParamountが「The Last Cowboy」というReiningのプロフェショナルトレーナー10人に密着したドキュメンタリー番組を作成中とのことです。4月に行ったヒューストンの競技会場でも、たくさんのテレビクルーが来て撮影していました。
この番組は、ケビン・コスナー主演の「Yellowstone」という番組にリンクして放映され、最終回は、なんと賞金1億円の実際の競技会の模様を放映するそうです。残念ながら、日本ではこの番組を見られないようですが、これが放映されると、米国ではもう少し人に知られる競技となるかもしれません。
今回は、私たちが自馬を預けているホーストレーナーがいるテキサスに、乗り方、日本の馬での練習の仕方を学びに行きました。競技会も合わせると、昨年は5回行きました。今年は今回で2回目の渡米です。今のところ競技会に参戦しているのは夫だけですが、数年以内には私も参戦してみたいと練習にいそしんでいます。
なぜわざわざ米国まで学びに行くのかというと、馬の調教度合い、馬場の砂、アリーナの広さ、トレーナー、預託費用、競技会参加へのコスト、どの要素をとっても、日本で学ぶよりとても効率がいいのです。
テキサスに馴染みのある方は少ないと思います。私たちのトレーナーの牧場は、米国南部テキサス州のダラス・フォートワース空港から車で1時間くらいのところにあります。どの方角からも地平線が見える平野部で、巨大な邸宅と馬や牛の牧場がたくさんある地域です。
今回の旅行では、みっちり10日間ほど、トレーナーからレッスンを受けました。いつもはレッスンで疲れ果て、自分では観光はほとんどしないのですが、今回は、何度もワールドチャンピオンになっているという人の馬牧場が近所にあるので、トレーナーがそこに連れていってくれました。そこは馬牧場なのに、なんとキリンやラクダ、鹿なども住んでいて、キリンの頭をナデナデするという希少な経験ができました。