理士法人TAパートナーズ 代表/DEO 相浦 圭太
代表/CEO 本村健一郎

税理士法人TAパートナーズ(福岡県北九州市)は、「超伴走型の経営支援」という標語のもと、創業支援やソーシャルビジネス支援を中心に事業展開している。「超伴走型」とは名ばかりではない。1棟借り切った3階建てビルの2階には、起業を目指す人や創業間もない経営者などのために、セミナーやプレオープン、相談などが自由にできる広いコワーキングスペースを設けている。その他、相続を円満解決するためのサポート「幸せ相続計画」など、ユニークな事業を手掛けている。3年前に本村健一郎税理士事務所(北九州市)が合流し、相浦氏、本村氏のツートップ体制が築かれた。外を飛び回る右脳型の相浦圭太代表と、中を固める左脳型の本村健一郎氏のコンビによる柔軟かつ独創的な事務所経営についてお話を伺った。(写真撮影:市川法子)

障害者福祉を目指して税理士に

―― 本日は中小企業の経営支援、特に創業支援に力を入れている税理士法人TAパートナーズの本社にお邪魔しています。会計事務所とは思えない斬新なスペースや明るいデザインのオフィスからも事務所の理念が垣間見えますが、本日は、その足跡から経営理念、事業戦略などについて、相浦代表と本村代表に伺っていきます。まずは、相浦先生が税理士を目指された経緯からお聞きします。

相浦 もともと学校の先生になりたかったこと、そして、父が税理士事務所の職員だったこともあり、馴染みやすいだろうと考え、高校生のときに何となく税理士を目指し始めました。
しかも、試験勉強が苦手という理由で、大学院からのダブルマスターという道を選んでいます。さらに、大学時代、障害者のスポーツボランティアを経験してから障害者福祉にはまり、一時は福祉職員の道も考えました。
それでも税理士の道を選んだのは、阪神大震災をきっかけとして制定されたNPO法が理由のひとつになりました。私がボランティア活動をするNPOの組織運営や経営のやり方が、大学でマーケティングを学んでいた私の目に、あまりに非効率に映ったからです。そこで、知識面でのボランティアの必要性を感じ、税理士の立場から障害者福祉に貢献しようと考えました。

―― ダブルマスターで資格を取られたそうですが、そのメリット・デメリットはどうお感じになっていますか。

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