株式会社カクシン
代表取締役 公認会計士
長山 宏

今回は後継者向けに、社長になるための準備に関するお話をしていきます。

経営は覚悟が全て

社長とそれ以外の人との違いは「覚悟」の有無です。「自分が会社全ての責任を負うのだ!」という覚悟ができるかどうかが最も重要です。
覚悟さえできていれば、あとは何とかなってしまうのです。
後継者の多くは、子供のころから時間をかけて覚悟が形成されていくものです。
しかし血縁ではなく、社長レースを勝ち上がる人は、覚悟を短期間で形成する必要があります。
親が子供に、会社を継いでほしいという願いを伝えた場合、最初のうちは抵抗を示すかもしれません。
しかし、事業をやっている家に生まれた子供であれば、子供のころから何らかの覚悟を持っているものなので、意外と覚悟が形成されやすいのです。
そうではない人の場合は、経営者の苦労を見て育っていないので、覚悟を持ちにくい傾向があります。

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