第1部では、同社代表取締役社長の三宅 卓氏に、組織の再構築と今後の展望についてお話しいただいた。第2部となる本稿では、会計事務所との新たなネットワーク構築を目指す「VISION2026構想」の実現に向けた具体的な取り組みについて、会計事務所支援部隊であるコンサルタント戦略営業部 東日本統括部長の上夷聡史氏(写真左)、中日本統括部長の伊藤泰之氏(同中央)、西日本統括部長の齋藤秀一氏(同右)にお話を伺った。

会計事務所のM&A業務を支援する専門家部隊

―― 今回は、株式会社日本M&Aセンターの再スタートをテーマとしたインタビュー記事を、2部構成でお送りします。第1部では三宅社長に、会計事務所との連携強化に対する思いやメッセージを伺いました。
第2部では、その具体的な取り組みとして同社が掲げる「VISION 2026構想」の概要と背景、そして構想の実現に向けた施策についてお聞きしたいと思います。
お話を伺うのは、同社コンサルタント戦略営業部で東日本を統括する上夷聡史部長、中日本を統括する伊藤泰之部長、西日本を統括する齋藤秀一部長のお三方です。
はじめに、おひとりずつ自己紹介をお願いします。

上夷 私は、前職は法律事務所で9年ほど勤務していました。そのときに、企業法務部門で税理士や公認会計士、社会保険労務士といった士業の先生方と一緒に仕事をし、M&Aの仕事にも携わる機会があったため、M&Aに興味を持つようになり、11年前に日本M&Aセンターに転職しました。
入社してすぐに会計事務所ネットワークチームに配属され、前職から引き続き、士業の先生方と一緒に仕事をしてきました。そして現在、税理士・公認会計士の先生方と共に、M&Aに携わっています。

―― 続いて、伊藤部長にお願いします。

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