人生は手帳で変わる!フランクリン・プランナーで人生のストーリーを描く「第16回 タスクリスト・スケジュールページの 一歩進んだ活用法」
ナカバヤシ株式会社 フランクリン・プランナー事業部
「人生は手帳で変わる」と聞いて、「そんなことはできない」と思われた方もいるかもしれません。しかし、あなたの人生を変えることができるのは、ほかの誰でもなく、あなただけです。つまり、「人生を変える」ことは、これからの人生をどう歩んでいくのかを考え、計画することから始まります。自分のやるべきことを考え、計画を記す、つまり、「手帳に何を書くか」によって人生が左右される、といっても過言ではないのです。人生を変える手帳について考えていきましょう。
タスクリストを利用して必要な情報を即検索
企画書やレポートをまとめようとして、過去の情報やミーティングの内容、過去に調べた内容などが必要になることがあります。
タスクを記入するときは、その仕事に必要な情報を参照しやすくなるよう工夫しましょう。ノートページに書いたことを後々見直す機会があると思うなら、タスクと一緒に参照するページの日付を書いておきます。
例えば、1月20日の会議でよいアイデアが思い浮かび、ノートページに克明にメモを取ったとします。このプロジェクトの次のミーティングは26日です。そこで、26日のデイリータスク欄に、「アイデア(1/20)」と記入するのです。そうすれば、26日にそのタスクを見ただけで、すぐに20日のアイデアに行き着くことができます(図1)。
また、日付の代わりに、ファイルに綴じた書類やデータのファイル名を記入しておいてもよいでしょう。このように、手帳は計画のためだけではなく、あなたの情報を蓄積し、引き出すためのデータベースにもなります。
フランクリン・プランナーでは、そのときの情報が後で必要になると分かっている場合は、約束の日のタスクリストの欄に相手の名前を入れ、その隣にカッコで元の日付を記入できるようになっています。こうすることによって、あなたは必要な情報にいつでも簡単に戻ることができるのです。