ナカバヤシ株式会社 フランクリン・プランナー事業部

「人生は手帳で変わる」と聞いて、「そんなことはできない」と思われた方もいるかもしれません。しかし、あなたの人生を変えることができるのは、ほかの誰でもなく、あなただけです。
つまり、「人生を変える」ことは、これからの人生をどう歩んでいくのかを考え、計画することから始まります。自分のやるべきことを考え、計画を記す、つまり、「手帳に何を書くか」によって人生が左右される、といっても過言ではないのです。人生を変える手帳について考えていきましょう。

1週間という視野を持つ

通常、私たちの仕事や生活のリズムは1週間単位で動いています。休日にしても学校の時間割にしても、1週間単位です。しかし、現代人は多忙で、とにかく一日を乗り切ること、あるいは一日の仕事をどうこなすかが最重要課題のようになってしまっています。
コヴィー博士は『7つの習慣 最優先事項』の中で、1週間という視点でとらえるメリットとして次の3点を紹介しています。

  • 全体を俯瞰(ふかん)しながら、部分の最適化を図ることで、全体に立ち返れる
  • 自分自身の再新再生(活性化)
  • 役割のバランスのとれた活動

仕事においては、微細にわたる注意力や集中力が必要であり、細部に神経を行き届かせることは極めて重要です。しかし、一部に集中しすぎるがあまり、全体的な視野を失ったり、本来の目的から逸脱してしまっては、質の高い成果を出すことは難しくなります。
1週間というスパンは、仕事の全体と部分仕事の中間にあたり、私たちの仕事にも生活にもほどよいバランスを与えてくれます。
また、再新再生(活性化)という意味でも1週間の視点は有効です。忙しい平日には、心身をリラックスさせたり、鍛え直したりする時間はなかなかとりにくいものです。1週間の中で、自分自身の再生(活性化)を考え、計画することで、仕事や生活が充実していきます。

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