宮本律夫税理士事務所/有限会社有明会計センター 代表 税理士 宮本律夫

宮本律夫税理士事務所/有限会社有明会計センター(熊本県熊本市)は、創業24年目を迎える地域に密着した会計事務所である。代表の宮本律夫氏は、現在も約280の顧問先のうち6割を直接訪問しているという。それと並行して、地域の青年会議所や税理士会の活動にも積極的で、そうした取り組みが評価されて新規顧客の獲得につながっている。宮本氏に、同事務所のさまざまな取り組みや活動、今後の展望について伺った。

創業から一貫して地域の産業と顧客を支援

―― 本日は、宮本律夫税理士事務所/有限会社有明会計センターの代表である宮本律夫先生にお話を伺います。
同事務所は、熊本県熊本市にオフィスを構える、地域密着型の会計事務所です。早くからITシステムを導入し、地場産業を営む数多くの顧問先の会計・税務を支える一方で、ご自身は青年会議所や税理士会の会務などでも精力的に活動されているとお聞きしています。
今回の取材では、事務所の現在までの成長の軌跡と、宮本先生のさまざまな組織における活動の内容や、直近の取り組みなどについて伺いたいと思います。
まずは、宮本先生のこれまでの歩みを振り返っていただけますか。

宮本 私は、大学を卒業した昭和61年に、熊本市の会計事務所で働き始めました。その事務所の所長先生は、父の古くからの友人です。
私が大学を卒業するタイミングと、その先生が開業するタイミングが、偶然にも一致したことと、父に「手伝ってくるように」と言われたことから、その会計事務所に入所しました。

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