CPAエクセレントパートナーズ株式会社代表取締役の国見健介氏

日本を代表する公認会計士資格受験学校の一角を担うCPA会計学院を運営する、CPAエクセレントパートナーズ株式会社の代表取締役で公認会計士でもある国見健介氏(写真)は、教育機関として公認会計士試験合格者の輩出に尽力する。その一方、簿記3級の講義や教材を無料で使える「CPAラーニング」のリリースなど、会計業界全体を盛り上げる活動も注目されている。今回の取材では、国見氏に優秀な人材を育てるための学院での取り組み、会計業界への想いなどについてお話を伺った。(写真撮影 坂田律子)

全国初の全日制・1年制の公認会計士講座を開設

―― CPA会計学院の沿革についてお伺いします。

国見 CPA会計学院は、昭和43年に「東京会計法律学院」として渋谷区恵比寿で創設されました。創設の翌年には新宿区須賀町に移転して「東京C.P.A.(公認会計士)専門学院」と改称し、わが国で初めての全日制・1年制による公認会計士講座を開設しました。昭和56年に新宿区信濃町に移転してからは、一クラスのみ、寺子屋のような形で、より質の高い教育を目標に掲げて運営してきたのですが、時代の変化に合わせ、20年ほど前からエリアを拡大し始めました。現在は日吉校(横浜市港北区)、早稲田校(東京都新宿区)、水道橋校(東京都千代田区)、梅田校(大阪市北区)を開校しています。私が統括しているCPAエクセレントパートナーズでは公認会計士と簿記コースを主に運営していますが、中野校や熊本校では税理士コースや2年生経理専門課程を開設しています。

こちらは 実務経営研究会会員 用記事です
すべての記事が読める「実務経営研究会会員(有料)」へご登録いただくと続きをご覧いただけます。