日本クレアス税理士法人大阪本部会長の上田久之先生

インタビュー① トップが語る経営統合と事務所の発展

日本クレアス税理士法人グループ(本社:東京都千代田区)は、約 260名規模の総合型会計事務所グループである。同グループの特徴のひとつとして、後継者不在の会計事務所の統合により組織を拡大し続けていることが挙げられる。日本クレアス税理士法人大阪本部は、5年前に同グループに加わった大阪でも有数の医業特化型事務所で、グループの医療関連事業の中軸を担っている。今回の取材では、大阪本部会長の上田久之氏から、経営統合の経緯やメリットについてお話を伺った。(撮影 市川法子)

上田久之先生
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日本クレアス税理士法人大阪本部会長の上田久之先生
扶桑道修町ビル
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大阪本部のオフィスがある大阪市中央区の扶桑道修町ビル

大阪有数の医業特化型会計事務所

―― 日本クレアス税理士法人グループは、税理士法人を中心とした5法人からなる総合型の会計事務所グループです。同グループの特徴は、多角的な事業展開とグループの各法人が連携したワンストップサービス、そして承継難の会計事務所との経営統合により規模を拡大し続けていることです。現在、グループ全体での従業員数は約260名と、独立系の会計事務所として国内有数の規模に成長しています。
弊誌では、2020年11月号でグループ代表の中村 亨先生にインタビューし、同グループの沿革や主要な事業、組織拡大戦略などについてお聞きしました。本日は、日本クレアス税理士法人大阪本部の会長である上田久之先生にお話を伺います。
前回の記事でも触れられていたとおり、大阪本部は知名度・規模ともに大阪屈指の医業特化型会計事務所で、平成 年に日本クレアス税理士法人と経営統合しました。統合後は、グループの医療領域(クリニック、医療法人、社会福祉法人、介護法人、保育所)における事業の中軸を担っています。
今回の取材では、大阪本部の沿革とその強みである医業特化への取り組み、日本クレアス税理士法人との経営統合に至った経緯、統合によってもたらされたさまざまなメリットなどについてお聞きしたいと思います。

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