左からSMG菅原経営株式会社の菅原由一税理士、榊原建築有限会社の榊原和幸代表、榊原光也取締役、東京海上日動あんしん生命保険株式会社の辻 崇志氏

榊原建築有限会社 代表取締役 榊原和幸
取締役 榊原光也
SMG菅原経営株式会社 CEO 税理士 菅原由一
東京海上日動あんしん生命保険株式会社 辻 崇志

会計事務所と顧問先企業との関係は、十年、二十年と長く続くのが普通だった。しかし近年では、そのような会計事務所の常識にも変化が現れている。会計事務所が提供するサービスに満足できなければ、契約解除を申し出る経営者が増えているのだ。そこで本稿では、中小企業経営者に財務・事業承継コンサルティングを行うエフピーステージ株式会社(東京都港区)と共同で、会計事務所を代えた経営者にインタビューを行い、顧問税理士の交代はなぜ起きるのかを探る。
第6回は、榊原建築有限会社代表取締役の榊原和幸氏と取締役の榊原光也氏、顧問税理士でSMG菅原経営株式会社の菅原由一氏、東京海上日動あんしん生命保険株式会社の辻 崇志氏にお話を伺った。榊原建築は愛知県知多郡阿久比町で半世紀以上にわたり建築業を営む企業で、初代から付き合いのある税理士と顧問契約を結んでいたが、その税理士が引退し、3代目を継ぐ光也氏が戻ってきた。同社の顧問税理士が交代したのはこのときである。

創業58年目を迎える地域に密着した建築会社

―― 本日は、愛知県知多郡の榊原建築有限会社の榊原和幸社長と 榊原光也取締役、同社の顧問税理士でSMG菅原経営株式会社CEOの菅原由一先生、東京海上日動あんしん生命保険株式会社の辻 崇志氏にお話を伺います。
はじめに和幸社長から、貴社の概要をお聞かせください。

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