税理士法人エスペランサの𠮷田博幸代表(左)とふじた美咲副代表(右)

税理士法人エスペランサ(本社:愛知県岡崎市)は、長年にわたり相続業務に携わってきた代表の𠮷田博幸氏(写真左)をはじめ、職員の4分の1が有資格者という頭脳集団である。同社が運営する相続専門相談室「相続ラウンジ」は、気軽に相続問題の相談ができる場として、サラリーマンから個人事業者、中小企業経営者まで、多くの相談者が訪れている。同社は東海エリアにおいて、顧客のさまざまな悩みを解決する身近なパートナーとして、相続問題だけでなく事業承継やM&A、経営計画、複雑な税務会計などの事業で顧客企業を支援している。𠮷田氏と、副代表で相続ラウンジのマネージャーも務めるふじた美咲氏(写真右)に、同社が展開する地域密着型の事業戦略について伺った。(写真撮影 市川法子)

4拠点体制で東海エリアにサービスを展開

―― 本日は、愛知県全域に複数の拠点を展開する税理士法人エスペランサの創業者で代表である𠮷田博幸先生と、副代表のふじた美咲先生にお話を伺います。
弊誌が同社を取材するのは、2016年2月号に続いて2回目です。前回の取材では、同社のホスピタリティの高いサービス「税務コンシェルジュ」や、相続専門相談室「相続ラウンジ」といった独自の取り組みについてお聞きしました。
相続ラウンジは、相続税法の改正による基礎控除の縮小にタイミングを合わせる形でスタートしました。今回は、それから6年後の現況と、同社の事業体制や戦略などについて伺いたいと思います。
まずは𠮷田先生に、税理士法人エスペランサのこれまでの足跡を振り返っていただきたいと思います。

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