サンアップ三宮大輔税理士事務所代表の三宮大輔先生(写真)は、顧問先企業の3つのアップを目指し、お客様に喜ばれるサービスの在り方を、税理士の職域にこだわらず追求しています。
―― 三宮先生のご経歴を伺います。
三宮 最初に勤めたのは名古屋市内にある税理士事務所です。平成18年から5年ほど勤務した後、同じ名古屋市内の税理士法人に移りました。この税理士法人には7年ほど勤め、在籍中に税理士登録をしています。
3年目に関連会社の専務取締役に就き、その2年後には税理士法人の代表を拝命するなど、貴重な経験をさせていただきました。しかし、チャレンジしたいことがあったので代表の職を1年でお返しして、平成30年に現在の事務所を開業しました。
―― 税理士という職業を選ばれた理由をお聞かせください。
三宮 大学在学中は就職氷河期と呼ばれ、なかなか就職先が見つからない時期でした。そこで一発逆転の方法として思い浮かんだのが、税理士の道です。
税理士を選んだ理由は父にあります。私が高校生の頃、父が過去の不動産所得の確定申告について、税務署から間違いを指摘されたことがありました。会社員で税金に詳しくなかった父は、税務署に尋ねて言われたとおりに申告したそうですが、それが間違っていたのです。
私はこのとき、税金は日本の根幹を支える制度なのに、実はあまりよく知られていないことに気付きました。この経験が税理士を職業に選ぶきっかけとなり、経営者の役に立ちたいという今の目標にもつながっています。
―― 経営理念や事務所の名前の由来をお聞かせください。
三宮 経営理念は「守り、繋ぎ、お客様に明るい笑顔の種を蒔こう。」です。この理念のもと、特に経営者の悩みの種となる税務調査と資金調達、相続対策の3つについては、税理士としてレベルの高いサービスを提供することに努めています。
事務所名の「サンアップ」には3(サン)アップ、すなわちお客様の「キャッシュをアップ」、そのための「利益をアップ」、それによりお客様の「満足度をアップ」という意味を込めています。もうひとつ、「Sun Up」(太陽が昇る)の意味もあります。