株式会社FLAGSコンサルティング 代表取締役/
税理士法人末松会計事務所 代表社員・税理士 末松 和真

税理士法人末松会計事務所は創業から50年、名古屋市東区で3代にわたって税理士として多くの顧客と信頼関係を築いている老舗会計事務所である。末松会計事務所の3代目にあたる末松和真氏は、入所後若い感性を生かしたクラウド会計支援や経営計画と予実管理によるMAS監査業務に力を入れている。曽根康正先生(SMC税理士法人/名古屋市中村区)との出会いをきっかけに、成長戦略にシフトした同事務所がお客様に対してどのようなMAS監査を提供しているのか。「起業家支援」をキーワードに、同事務所の経営支援専門会社である株式会社FLAGSコンサルティングの代表として活躍されている末松氏に、同事務所の成長戦略についてお聞きした。

── 税理士法人末松会計事務所様についてお聞きします。

末松 当事務所は、祖父が1969年2月に名古屋市東区で開業したのが始まりで、2019年でちょうど50周年を迎えました。そして2020年1月6日に税理士法人を設立したばかりです。
私自身は6年前に事務所に入り、最初に行ったのはクラウドの推進でした。ちょうど基幹システムをクラウド型のシステムに乗り換えようと検討していた時期で、お客様に対して切り替えの説明を行っていました。
そして同じ時期にMAPシステムを導入しました。今までエクセルで作成していた資金計画をきれいなビジュアルで見せられることが、システムを導入した理由です。当初はMAS監査業務をよく分かっていなかったので、中期計画システムで作った帳票を、融資の際に資金調達をするための資料として使用していました。

── MAS監査業務を行うようになったきっかけを詳しく教えてください。

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