サービス付き高齢者向け住宅「リリィ パワーズ レジデンス 上大岡」

社会が急激に変化するなか、安定した土地活用を実現するのは容易なことではない。しかし会計事務所のなかには、的確な助言と長期的サポートにより、資産家の土地活用を成功に導いているところがある。税理士法人新みらい会計(横浜市南区)も、そのような事務所のひとつである。同事務所は、斜面を含む高台の土地を全室日当たりと眺望のよい大規模サービス付き高齢者向け住宅に生まれ変わらせた。本稿では、新みらい会計の常盤新次会長と、同事務所をサポートしている株式会社パワーズアンリミテッド(東京都新宿区)の池田公洋社長、池神徳仁氏に、時代に合った土地活用支援の方向性について伺った。

地域社会に貢献し続けて50年

―― 本シリーズは、資産税対策として注目されている「サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)」をテーマに、株式会社パワーズアンリミテッドが手掛ける「リリィ パワーズ レジデンス」ブランドのサ高住を訪問し、同社と連携して提案・開発に当たった会計事務所の先生にもご同席いただいて、建設に至る背景や経緯、運営の実際、そして事業化のメリットなどを伺っています。今回がシリーズの最終回となります。
本日取材に伺っているのは、神奈川県横浜市の「リリィ パワーズ レジデンス 上大岡」です。
横浜市の税理士法人新みらい会計の常盤新次先生、パワーズアンリミテッドの代表取締役である池田公洋社長、池神さんにお話を伺います。
まずは常盤先生に、これまでの足跡をお聞きします。

常盤 私は昭和11年に、横浜市の東戸塚の農家の次男に生まれました。中学3年生のころに親から、「分家させるのは難しいので、進学して農業とは別の道を歩んでほしい」と言われ、横浜高校に進みました。
高校を卒業した昭和30年に、小さな会社の事務職に採用されました。
ある日社長から、「今日は机の上に花を飾り、昼食とお土産も用意するように」と言われました。「どなたが見えるのですか」と尋ねると、月次監査に来てくれる会計事務所の職員さんと聞いて、「すぐこの道に入ろう」と決めました(笑)。

―― それが税理士を目指すきっかけだったのですね。

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