税理士法人堀江会計事務所は、創業から64年の歴史を持つ広島県呉市の老舗会計事務所である。同社は「子供達が未来に希望を持てる社会作りに貢献」を理念に掲げ、未来に軸足を置いた顧問先支援を展開。現在はMAS監査サービスを提供する株式会社エイチ・エム・シーなど2法人を併設し、堀江会計グループを形成している。今回の取材では、堀江会計グループ代表の中橋俊治氏(写真右)、株式会社エイチ・エム・シー取締役マネージャーの中島優子氏、株式会社エイチ・エム・シーの加戸秀征氏に、MAS監査サービスへの取り組みについて伺った。併せて、顧問先である株式会社エイトホーム代表取締役の澤井弘徳氏(写真左)に、MAS監査の意義や事業発展への意気込みについてお話をお聞きした。
※本稿は、弊誌が提携する株式会社日本BIGネットワークの機関誌「Ja-BIGジャーナル」冬号(2017年1月25日発行)に掲載されたものです。

未来を起点に現在を見る未来会計に共鳴

―― 本日は堀江会計グループの中橋先生と中島取締役、MAS監査サービス担当の加戸さん、そして顧問先である株式会社エイトホームの澤井社長にお話を伺います。まずは堀江会計グループの沿革と経営理念についてお聞かせください。

中橋 当グループの母体である堀江経理事務所は、初代所長の堀江総夫がここ呉市で昭和27年に開業しました。平成24年に税理士法人堀江会計事務所を設立した際、私がグループの代表を引き継ぎました。今年で創業から64年、スタッフ数は私を含めて25名になっています。呉ではおそらく一番古い会計事務所だと思います。
 当グループのテーマは「子供」です。グループの経営理念として、「お客様との共存共栄を図り我々の子供達が未来に希望を持てる社会作りに貢献します」を掲げ、未来に視点を向けた社会貢献を目指しています。
 私たちは物を売るわけでも、作り出すわけでもなく、お客様をサポートすることを仕事としています。ですから、お客様と共存共栄を図りながら、子供たちが未来に希望の持てる社会を築いていこうと考えているのです。
 そのような思いで創業以来、事業活動に勤しんでまいりました。

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