ベンチャーサポート税理士法人 代表 税理士 古尾谷裕昭
株式会社みずほ銀行 e-ビジネス営業部 部長 瀬田和則

中小企業の経営支援に取り組む会計事務所にとって、メガバンクは敷居が高いという印象がある。メガバンクの主要顧客は中堅以上の企業が多く、規模の小さな企業は対応してもらえないことが多いからだ。しかし、少子高齢化が進み、企業の数が頭打ちとなるなかで、こうした状況にも変化が見られている。メガバンクのひとつである株式会社みずほ銀行(本店:東京都千代田区)は、昨年の12月から、主に起業家を対象とした「法人口座開設ネット受付」サービスの取り扱いを全店で開始した。法人口座の開設は手間と時間のかかる手続きだが、このサービスを利用すれば、そのような手間と時間を大幅に削減することができる。興味深いのは、今回のサービスの開発にあたり、会計事務所が協力をしていることである。9000社以上の会社設立支援の実績をもつベンチャーサポート税理士法人(渋谷オフィス:東京都渋谷区)が、サービスの構想段階からさまざまな助言を行っており、起業家が使いやすいサービスに仕上がっている。本稿では、ベンチャーサポート税理士法人代表の古尾谷裕昭氏(写真左)と、みずほ銀行e-ビジネス営業部長の瀬田和則氏(同右)に、「法人口座開設ネット受付」サービスの開発の経緯、中小企業支援に向けた思いについて伺った。

ベンチャーサポート税理士法人 古尾谷裕昭先生
ベンチャーサポート税理士法人 古尾谷裕昭先生

ベンチャーサポート税理士法人http://www.venture-support.biz/
株式会社みずほ銀行 瀬田和則部長
株式会社みずほ銀行 瀬田和則部長
株式会社みずほ銀行
株式会社みずほ銀行https://www.mizuhobank.co.jp/index.html

9000社の会社設立を支援した会計事務所

―― ベンチャーサポート税理士法人は、新設法人の支援において国内屈指の実績をもつ会計事務所です。そんな同事務所が、みずほ銀行の起業家向け新サービスの立ち上げに協力したと伺いました。そこで本日は、ベンチャーサポート税理士法人代表の古尾谷先生と、みずほ銀行e-ビジネス営業部の瀬田部長に、新サービスの内容についてお聞きします。
 まずは古尾谷先生に、ベンチャーサポート税理士法人の概要をご紹介いただきたいと思います。

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