エフピーステージ株式会社 代表取締役 五島 聡
エフピーステージ司法書士事務所 司法書士 佐藤貴弘

中小企業の財務・事業承継コンサルティング会社として、平成19年に設立されたエフピーステージ株式会社(東京都港区)は、「中小企業を強くして正しく承継する」を基本理念に、これまで多くの中小企業の財務改善や事業承継サポートを行ってきた。最近では、中小企業経営者を対象とした「社長・後継者塾」を、会計事務所や地方銀行との連携で開催している。さらに今秋、地方創生を旗印にその財務コンサルティングのノウハウを広めるべく、士業向けの「士業塾」をスタートした。技術革新が進むなか、その存在価値が薄れ始めている会計事務所にも、財務コンサルティングを活用した事務所の高付加価値化を呼び掛けている。そこで、エフピーステージ株式会社の代表取締役である五島 聡氏(写真右)と、グループ法人・エフピーステージ司法書士事務所の佐藤貴弘氏(同左)に、財務コンサルティングの重要性と、これからの会計事務所業務のあり方について伺った。

中小企業が抱える財務問題と事業承継問題

―― 中小企業の財務改善と事業承継の支援事業を行っているエフピーステージ株式会社は、最近ではそのノウハウを公開し、士業向けの人材育成にも注力していると伺っています。そこで本日は、同社の五島社長とエフピーステージ司法書士事務所の佐藤先生に、会計事務所が目指すべきコンサルティング業務についてお伺いします。まずは、五島社長がなぜ、財務改善と事業承継のサポート事業を立ち上げられたのかお聞かせください。

五島 私は31歳でソニー生命に入社し、在籍していた3年間で保険営業の経験を積みました。手前味噌ながら、その間にエグゼクティブプランナーにまで昇格し、売上50億円といった記録をつくるなど、かなり実績を上げました。
しかし、単に保険を売るのではなく、顧客の抱える問題を解決する必要性を感じ始め、独立して代理店をつくりました。そこで中小企業の事業承継や事業再生に向けたM&Aにも取り組みました。そして、中小企業の抱える問題は基本的に2つ、財務問題と事業承継問題だということに気づいたのです。

―― その根拠は何でしょうか。

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