サービス付き高齢者向け住宅「リリィ パワーズレジデンス すみだ向島」


小林・三浦会計事務所が支援している関与先企業のサ高住「リリィ パワーズレジデンス すみだ向島」は、東京スカイツリーを高く見上げる東京都墨田区にある。写真は小林・三浦会計事務所の三浦先生(中央)と、パワーズアンリミテッドの池田社長(右)、久保田執行役員(左)。

社会が急激に変化するなか、安定した土地活用を実現するのは容易なことではない。しかし会計事務所のなかには、的確な助言と長期的サポートにより、資産家の土地活用を成功に導いているところがある。相続・資産税を強みとする小林・三浦会計事務所(東京都中央区)も、そのような事務所のひとつである。同事務所は、関与先企業が保有する老朽化した本社ビルの活用を支援し、高齢化時代に安定した利益を見込めるサービス付き高齢者向け住宅に生まれ変わらせた。本稿では、小林・三浦会計事務所の三浦敏幸代表と、同事務所をサポートしている株式会社パワーズアンリミテッド(東京都新宿区)の池田公洋社長、久保田力弥執行役員に、時代に合った土地活用支援の方向性について伺った。

資産税対策として注目されるサ高住

―― 本日は、小林・三浦会計事務所の代表税理士である三浦敏幸先生、株式会社パワーズアンリミテッド代表取締役の池田公洋社長と久保田力弥執行役員に、「サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)」をテーマにお話を伺います。
まずは池田社長にお聞きします。サ高住とはどのようなものかについて、簡単に紹介していただけますか。

池田 サ高住は、平成23年の「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」の改正に伴い制度化された、国土交通省と厚生労働省が共管する高齢者向け住宅制度です。
具体的には、バリアフリー構造の住宅で、介護・医療と連携して高齢者を支援するサービスを提供します。日中常駐の人員配置や安否確認、生活相談等の要件を満たし、各都道府県の知事に登録することで、建設費補助や融資、税制上の優遇措置が受けられます。

―― 貴社が、サ高住への取り組みを始めたきっかけを教えていただけますか。

池田 当社はもともと「特定優良賃貸住宅(以下、特優賃)」という、行政の補助金を活用した賃貸住宅を長年にわたり手掛けてきました。
こうした国土交通省などの制度住宅が、少子高齢化という時代の流れとともにファミリー向けから高齢者向けにシフトし、その第一弾として制度化されたのが「高齢者向け優良賃貸住宅(以下、高優賃)」です。
こちらも高齢者住まい法に基づく制度で、当社でも手掛けた経験があるため、高優賃の後継にあたるサ高住にもスムーズに参入できたという経緯です。

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