フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社 代表取締役社長 湯本秀昭
セミナー事業部ファシリテーター 赤荻 聡
税理士法人クリアー 代表社員 税理士 栗原邦夫
10年前の手帳ブーム以降、さまざまな手帳が生まれてきたが、その原型ともいえる手帳が「フランクリン・プランナー」だ。成功哲学書として有名なスティーブン・R・コヴィー博士著「7つの習慣」の中で提唱されている時間管理法を実現するために開発されたシステム手帳である。知的生産性を大きく向上させるツールとして、世界中のビジネス・パーソンに支持されている。そこで今回、同手帳の販売、およびこの手帳を活用したタイム・マネジメント・セミナーを展開しているフランクリン・プランナー・ジャパン株式会社 代表取締役社長の湯本秀昭氏、およびセミナー事業部の赤荻聡氏に、その仕組みと効果について伺った。併せて、この手帳を活用して税理士業務に大きな成果を上げている税理士法人クリアー代表税理士の栗原邦夫氏に、その活用法と会計事務所業務改善への期待について伺った。
フランクリン・プランナー普及に向けたセミナー事業を展開
―― 生産性向上に大きな威力を発揮するというシステム手帳「フランクリン・プランナー」。本日は、その仕組みと普及への取り組みについて、フランクリン・プランナー・ジャパンの湯本社長とセミナー事業部の赤荻氏に、また、その有効性について栗原税理士にお話を伺いたいと思います。まずは、「フランクリン・プランナー」の成り立ちについてご説明ください。
湯本 フランクリン・プランナーは、昭和56年に時間管理の第一人者ハイラム・スミスが開発したツールで、当時は「デイ・プランナー」と呼ばれていました。その後、「7つの習慣」で有名なスティーブン・R・コヴィー博士が創設した会社と合併し、フランクリン・コヴィー社が生まれ、そこで誕生したのが、フランクリン・プランナーです。
現在では、フランクリン・プランナーは、「7つの習慣」を実践する手帳として知られていますが、当時の時間管理の概念を大きく変える画期的なもので、知的ビジネス・パーソンの生産性を大きく向上させるツールとして、世界中のビジネス・パーソンに支持されました。
―― フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社ではどのような事業を展開しているのでしょうか。