古田土会計グループ(東京都江戸川区)は、創業42年目を迎えた日本屈指の大型会計事務所グループである。毎年行われる経営計画発表会や、「古田圡式月次決算書」をはじめとする独自の商品・サービス群だけでなく、中小企業と社員の幸せを追求する理念経営を実践してきたことでも知られる。その長年にわたる中小企業支援やさまざまな社会貢献が評価され、今年春の叙勲において、創業者の古田圡 満氏(写真)が旭日単光章を授与された。社会貢献に対する叙勲は、士業では初という。今回は、創業当初から利他の心で理念を実践し続けてきた古田圡氏に、その理念経営に対する信念と行動についてお話を伺った。(撮影 市川法子)

顧客のための独自商品開発で国内屈指のグループに成長

―― 本日は、日本有数の会計事務所グループである古田土会計グループの創業者で、税理士法人古田土会計代表社員の古田圡 満先生にお話を伺います。
古田土会計グループといえば、経営計画書と独自の月次決算書で広く知られていますが、古田圡先生は長年にわたり、中小企業の経営支援に尽力されてきた理念経営の実践者でもあります。その顧問先企業や社会への貢献が評価され、今年の春の叙勲において、旭日単光章を受章されました。

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