アビーナリーグループ 代表取締役 齊藤晴也
規模の大小を問わず、法人/事務所にとって人材は何よりも大切であることは間違いない。代表税理士や経営者がいかに頑張っても、現場で活き活き働くスタッフの存在がなければ組織は成り立たず、成長も見込めないだろう。とはいえ、昨今は人手の確保さえ困難になりつつある──。
そんな「人」という課題と向き合い、着々と事業のスケールアップを進めているのが、仙台の税理士法人/コンサルティング会社、アビーナリーグループだ。その指揮をとる
齊藤晴也代表取締役は「良い人財を育てる」という旗印のもと、東北随一のオフィスビルに事務所を据え、今年1月には大胆な拡張・改装に踏み切った。そうして完成したワークスペースは美しく、ゆとりに満ちていて、行き交う職員の方々の表情もすがすがしい。新たな空間で躍進を目指す、アビーナリーグループの今と未来を探ってみよう。(撮影 市川法子)
思い描くビジョンのためにオフィスを拡張・改装
―― 本日は税理士法人/コンサルティング会社、アビーナリーグループの新オフィスにて、齊藤晴也代表取締役にお話を伺います。インタビューとしては弊誌初登場ですので、貴グループの沿革からお聞かせください。
齊藤 アビーナリーグループは、株式会社アビーナリーマネジメント、税理士法人アビーナリーマネジメント、株式会社アビーナリーネクストの3社で成り立っています。まず、平成26年1月に株式会社アビーナリーマネジメントと税理士法人アビーナリーマネジメントを立ち上げて、その後、令和2年12月にМ&Aと事業承継を専門とする株式会社アビーナリーネクストを設立しました。
―― 平成26年の開業当初は、どちらに事務所を構えていらっしゃったのでしょう。
齊藤 仙台市の青葉区本町です。そこで約5年ほど活動したのち、平成30年12月に現在の青葉区一番町に引っ越しました。