MAP経営スペシャルインタビュー　事務所全体で取り組むMAS監査業務の事業化 労働生産性向上の取り組み

ケーエフエスグループ 代表　小島清一郎氏

企業会計には「財務会計」と「管理会計」の2つの会計分野があります。管理会計は、経営改善を目的とし、経営者が経営目標を達成するための判断材料をサポートするための会計と呼べます。管理会計をベースに「経営計画」と「達成管理」をサポートするMAS監査業務。MAS監査業務をベースに躍進されている会計事務所のスペシャルインタビュー。今月は福島県福島市、東京都千代田区でご活躍されているケーエフエスグループの事例をお届けします。

力を入れている取り組み

──　貴社が力を入れている取り組みについてお聞かせください。

小島　力を入れていて、今一番伸びているのが総務・経理の業務を代行するバックオフィス支援です。コロナ禍の3年前から取り組み、毎期150％ずつ伸びています。累計で50社ほど支援させていただきました。そのなかにおいては請求書発行や給与計算など、会社によって導入されている業務が異なるため、業務量は100商品を超えています。

最近は、FC本部のバックオフィス構築支援や、経理フローの改善コンサルティングなどの用途も増えています。IT関連のディーラーさんやベンダーさん、あとは実際にサービスを使われている経営者などの方々からのご紹介が業務拡大のメインになっています。