税理士法人タクトコンサルティング(東京都千代田区)は、相続・事業承継支援を主とする資産税特化型事務所として業界でも異彩を放つ存在だ。40年以上にわたってその道を追求してきた同法人は、スタッフ全員が資産税専門の有資格者であるうえに、日本全国600超の税理士・会計士と提携することで、あらゆる問題を的確に解決するネットワークを敷いている。膨大な業務経験のなかで蓄積された知識とノウハウは緻密にして、しかも深い。当社実務経営サービスが主催するセミナーにも同法人の先生方にたびたびご登壇いただいているが、今年も有意義な講義の開催が決定。7月から10月にかけて、全4回の「相続・事業承継 実務実践講座」を行う。今回の取材では、代表の山田毅志氏(写真左)に近況や展望、過去に遭遇した事例を伺うとともに、セミナーの企画・運営を担う情報企画部部長の山崎信義氏(同右)にも同席していただき、講義の内容と狙いを説明していただいた。(撮影 市川法子)

税理士法人タクトコンサルティング
代表社員/税理士/公認会計士 山田毅志
情報企画部部長/税理士/社会保険労務士/CFP®認定者 山崎信義

資産税対策に特化した一本気の経営スタイル

―― 本日は東京・丸の内の税理士法人タクトコンサルティングにて、代表の山田毅志先生と、情報企画部部長の山崎信義先生にお話を伺います。本誌はこれまでも貴事務所について取り上げてきましたが、改めて沿革と理念をお聞かせください。

山田 はい。タクトコンサルティングは、昭和50年に設立された本郷会計事務所を前身とする税理士法人で、令和7年に50周年を迎えます。創設者はこの業界でも名を知られる本郷 尚(ほんごう・たかし)で、彼のもとに集った税理士・公認会計士と、その他スタッフから成る総勢47名の事務所です。令和2年に本郷は顧問に就任し、私が代表を引き継ぎました。業務内容は相続と事業承継にまつわる資産税対策に特化していますが、個人のお客様から直接お仕事を受注することはほとんどありません。それよりも、提携している税理士先生や金融機関、不動産会社などからご紹介いただく資産家や経営者の税務・会計を担うことが多いですね。

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