愛和税理士法人(岡山市北区)の成本達哉先生(写真)は、医療機関や中堅・中小企業を広く支援しながら、都市部のサービスが地元岡山でも当たり前のインフラとなるようスタートアップ支援やfreee会計を中心としたバックオフィスの業務効率化支援にも力を入れています。

―― 成本先生のご経歴を伺います。

成本 大阪にある大原簿記専門学校の学校見学会がきっかけで商業高校卒業後から税理士を目指し始めました。
専門学校卒業後は大原簿記で税理士試験の講師を6年間務めたあと、結婚を機に26歳で地元の岡山に戻り、県内最大手の税理士法人に勤務。2020年8月の独立に至ります。独立時に愛和税理士法人の岡山オフィスを開設し代表社員として参画しました。

―― コロナ禍のまっただなかでの独立で、ご不安はなかったでしょうか。

成本 コロナ禍という点は特に心配していなかったのですが、独立にはもちろん悩むところもありました。妻に相談した際に「いざとなったら私が働くから思うようにやってみたら」と言ってくれて、独立を決心しました。

―― 現在、どのような事務所経営をされていますか。

成本 「経営者が自信をもって経営判断ができる」世界の実現をミッションに企業の経営支援に取り組んでいます。取り組みのひとつとして、ITツールを活用した迅速な質疑対応に力を入れています。

―― なぜその取り組みを始められたのですか。

成本 経営者は税理士が訪問していないときも常に経営判断をしています。「今これが知りたい」というときにふらっと質問できる、そんな税理士の存在が経営者にとって一番助かるだろうと思っています。経営者にとって「とりあえず成本に聞いておけば大丈夫」という存在になり、適時適切な経営判断のお役に立つことで、お客様の事業成長に貢献したいと考えています。ありがたいことに顧問先件数も独立以来3年半で約100件となり、スタッフを増やしながら対応しています。

―― どのようなお客様が多いですか。

こちらは BMS Web会員 実務経営研究会会員 用記事です
最新号のみ読める「BMS Web会員(無料)」または、
すべての記事が読める「実務経営研究会会員(有料)」へご登録いただくと続きをご覧いただけます。