税理士法人 カインズ 代表社員 税理士/FP 北秋勝己
一般社団法人 大阪会計人クラブ 代表理事 株式会社ウエーブ 代表取締役 中島 進
税理士法人 大阪合同会計事務所 代表社員/税理士 橋爪功次
長田会計事務所 代表 税理士/行政書士 長田雅子

「会計を学ぶ学生の支援及び学生への支援活動を通して会計人としての誇り及び使命を自覚すること」を目的に掲げ、2022年に中島進氏を中心に設立された一般社団法人大阪会計人クラブ。本誌はこれまで同クラブの取り組みをたびたび紹介しており、2023年9月号と2024年1月号では、彼らの支援先のひとつである大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校(OBF)の取材記事も掲載した。そして今回は、その理念に賛同し、活動に加わっている3名の税理士にお集まりいただいた。個々が税理士法人や会計事務所の業務でご多忙のなか、大阪会計人クラブの施策を後押しし、運営をサポートする背景にはいったい何があるのか。会計人のモチベーション醸成や行動規範の再構築、会計教育の見直しなど、今こそ業界全体が向き合うべき課題が、先生方のインタビューから見えてきた。
(撮影 市川法子)

大阪会計人クラブをサポートする同志たち

―― 税理士試験の年間受験者数が10年前の約半分の2万9000人ほどに減っている今、会計業界の底上げは必須課題です。そうしたなか、中島進さんが代表を務める一般社団法人大阪会計人クラブは業界の裾野を広げる活動をされていて、商業高校に向けた日商簿記の検定料補助、会計事務所見学会やセミナーの企画・開催などを行っています。
弊誌2024年1月号では、同クラブの支援先のひとつである大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校(以下OBF)の生徒たちの声をお届けしましたが、今回は中島さんとともに、大阪会計人クラブの理念に賛同されている先生方にお集まりいただきました。おひとり目は、税理士法人大阪合同会計事務所の橋爪功次先生です。まず、事務所の沿革からお聞かせください。

橋爪 はい。昭和42年に父が会計事務所を開き、叔父が2代目を務めたのち、平成23年に私が代表を引き継ぎました。

―― 創業57年になるのですね。会計事務所を長らく維持するのは簡単ではないと思いますが、3代にわたって続けてこられた秘訣は何だとお考えですか。

橋爪 何より顧問先の皆様のおかげで、特に弊事務所が主宰する「橋友会」という交流会の存在は大きいですね。顧問先・提携企業約100社が所属してくださり、ありがたいことに50年近く続いています。もともとゴルフが目的の会だったのですが(笑)、会計事務所のお客様の集まりなのだから勉強もしましょうということで、経営者会のようなイベントも実施するようになりました。

―― なるほど。独自の交流会を設けて、顧問先との関係を深めているのですね。

橋爪 父の代から懇意の会員様もたくさんいらっしゃるので、各方面からアドバイスをいただけますし、それこそ私が事業承継したときは皆様へ所信表明をしましたよ(笑)。こうした会が存続していることは、弊事務所の信頼の証しでもあると思っています。

―― 会計事務所と顧問先という関係を超えた、ファミリーのような間柄ですね。

橋爪 ええ。弊事務所に新しく社員が入ったときなども、皆様が一緒に育ててくださるのでありがたいです。

こちらは BMS Web会員 実務経営研究会会員 用記事です
最新号のみ読める「BMS Web会員(無料)」または、
すべての記事が読める「実務経営研究会会員(有料)」へご登録いただくと続きをご覧いただけます。