ランドマーク税理士法人 税理士 清田幸佑

清田幸佑先生は、神奈川・東京に14支店を展開するランドマーク税理士法人グループの代表・清田幸弘先生のご子息。現在25歳の氏は、いずれ2代目として500名の従業員を率いる立場となります。

―― はじめに、ランドマーク税理士法人の概要をお聞かせください。

清田 当社は、私の父が1997年に創業した清田幸弘税理士事務所に端を発します。2008年に税理士法人化し、翌年、ランドマーク税理士法人に改称しました。現在は税理士法人・行政書士法人あわせて1都3県に14拠点を置き、約450名が在籍しています。新卒採用も積極的に行っていて、来年度は50名ほどが入社する予定です。

―― その規模をどのように築いてこられたのですか。

清田 父は横浜で農業を営む家に生まれ、資産相続に悩む農家の実情を目の当たりにしてきました。その経験が税理士を志すきっかけになったそうです。実家の敷地に立てたプレハブの事務所で事業をスタートさせ、地元の農家、地主の方々の相続や経営支援を親身に行ってきました。そのうち県外からも依頼が来るようになり、ニーズに応えるべく拠点を増やしていったのです。

独自の人材教育メニューで確固たる専門性を磨く

―― 御社は設立当初から相続を強みとしていらっしゃいますね。

清田 はい。相続税をはじめ、所得税、法人税、消費税などあらゆる税目の申告を扱っていますが、これまでのあゆみから、特に都市近郊の農家の不動産経営や相続問題を得意としています。昨年度の相続税申告件数は1000件以上にのぼり、開業以来の実績は7500件を超えます。

―― 新卒採用も多いとのことですが、人材教育はどうされていますか。

清田 採用にあたって専門知識は問いませんが、入社後は相続のプロを育成するための多彩な研修を行います。職務に直結する知識の習得はもちろん、ロールプレイングでコミュニケーション力、プレゼンテーション力を磨いたり、教養やビジネスマナーを会得したり、実務能力と同時に人間力も培う内容です。また、全社的な懇親会や社員旅行があるなど、拠点や年代を超えた交流を大切にしている点も特徴かもしれません。
さらに、弊社は相続マイスターの育成機関として「丸の内相続大学校」を開校していて、第一線で活躍する実務家講師から直接教わったり、最新の知識や事例に触れたりできる場を提供しています。こうした多面的な研修を通して、確固たる専門性を身に付けてもらいます。

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