税理士事務所エールパートナー所長の木戸真智子先生(写真)は、女性のみの会計事務所で子育てを応援しながら、スタッフと力を合わせてM&AやDD(デューデリジェンス)など難易度の高い業務でお客様の信頼を獲得しています。
―― 税理士を目指したきっかけを伺います。
木戸 大学時代、友人に誘われるままTACの税理士講座を受け始めたことがきっかけです。結婚を機に勉強をいったんやめたのですが、出産後に最後の1科目を取得して、30歳を過ぎて税理士になりました。開業したのは9年前になります。
―― 育児と試験勉強の両立には大変なご苦労があったのではないでしょうか。
木戸 中途半端にやっても無理だと分かり、最後の1年は覚悟を決めて、家事代行など頼れるサービスを活用して勉強しました。
―― 貴事務所はTKC会員でいらっしゃいます。ご縁があったのでしょうか。
木戸 大学時代のインターンシップでお世話になった15名ほどの会計事務所がTKC会員であったり、友人がTKCに勤めていたりと何かとご縁があり、私も会員になりました。
―― インターンシップで初めて会計事務所の業務を経験されたとき、どのように感じましたか。
木戸 仕事は単調に感じましたが、先生の人柄がよく、その後も事務所内での研修に声をかけてくださるなどご支援をいただいたので、この業界に対してとてもよい印象を受けました。
―― 開業していかがでしたか。
木戸 子育てをしながら自宅で自由に仕事をすることを夢見て開業したのですが、現実は違いました。ただ、もともと人と話すことが好きなので、仕事は本当に楽しいです。
―― 現在の顧問先数をお聞きします。
木戸 206件になります。個人よりも法人のほうが多いです。
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