株式会社iDOORの岡田湧真CEO(左)、児玉洋貴COO・CFO(右)

株式会社iDOOR(東京都品川区)は、士業をはじめとする専門家向けの情報配信プラットフォームを開発・提供する企業である。同社が令和3年にリリースした士業向け情報配信システム「L-MagaZine(エルマガジン)」は、YouTubeよりも手軽に動画配信でき、新規顧客獲得や顧問料アップにつながるツールとして業界の注目を集め、ユーザー数の増加とともに評価も高まっている。今年は、さまざまなコミュニケーション手段を一元管理できるシステム「L-ONE(エルワン)」のリリース、AIをテーマにしたフォーラムの開催を控えているという。本稿では、「L-MagaZine」の活用事例や「L-ONE」の概要、今後のサービス戦略について、同社代表取締役CEOの岡田湧真氏と、取締役COO・CFOで税理士の児玉洋貴氏にお話を伺った。(撮影 市川法子)

会計事務所の情報発信をテクノロジーで支援

―― 株式会社iDOORは、令和2年に設立された専門家向けテクノロジー企業です。次世代の情報配信プラットフォームとして開発した、士業向け動画配信システム「L-MagaZine(エルマガジン)」を提供しています。弊誌では、2022年4月号のインタビュー記事で、「L-MagaZine」と同社の取り組みについて、詳しくご紹介しました。
本日は、前回の取材と同じく同社代表取締役CEOの岡田湧真氏と、取締役でALEX会計事務所の所長である児玉洋貴先生のお二方に、リリースから約2年経った「L-MagaZine」の業界における反響や活用事例、新たなサービス展開などについて伺いたいと思います。
まずは、前回もお聞きしていますが、貴社と「L-MagaZine」の概要について、岡田代表から簡単に紹介していただけますか。

岡田 当社は専門家、特に士業の方々がお持ちの知見や情報を、その顧客である中小企業経営者の方々に伝えるためのプラットフォームを開発・提供することを事業目的としています。

こちらは 実務経営研究会会員 用記事です
すべての記事が読める「実務経営研究会会員(有料)」へご登録いただくと続きをご覧いただけます。