税理士法人福原会計事務所 統括代表社員パートナー 税理士 公認会計士 福原一義
代表社員 パートナー 税理士 公認会計士 大田淳一
マネージャー 福原敦詞
株式会社日本M&Aセンター 中国支店支店長 小川洋輝
提携統括事業部コンサルタント戦略営業部 髙橋拓也
提携統括事業部コンサルタント戦略営業部 清水泰貴
税理士法人福原会計事務所(岡山県岡山市)は、平成12年に開業した会計事務所である。同事務所は「事務所総合力で経営の黒字化の実現をご支援します」というミッションを掲げているとおり、税務のみならず、経営支援をはじめ顧客のさまざまな課題解決に注力した取り組みを続けている。さらに注目すべきは、事業承継支援の展開を本格的にスタートした点である。事業承継支援においては、株式会社日本M&Aセンターと提携し、案件の掘り起こしから成約、その後の支援までを推進している。そこで、本記事では税理士法人福原会計事務所の統括代表社員である福原一義氏(写真左)、代表社員である大田淳一氏(同中央)、マネージャーを務める福原敦詞氏(同右)、同事務所と提携してM&A業務を支援する株式会社日本M&Aセンターの中国支店支店長を務める小川洋輝氏、提携統括事業部 コンサルタント戦略営業部の髙橋拓也氏、清水泰貴氏の6名にM&Aを含む事業承継支援への取り組みについて、お話を伺った。(撮影 工藤裕之)
顧問先の「不」を取り除く
―― 本記事では顧問先企業の事業承継支援に注力する会計事務所と、その取り組みを支えるM&A仲介会社の方々にお集まりいただき、提携によって実現したM&Aの事例や知見、その取り組みの意義などについて、忌憚なく語り合っていただこうと思います。
税理士法人福原会計事務所は、統括代表社員を務める福原一義先生が平成13年に個人事務所として開設して以来、税務だけではなく顧問先の抱えているさまざまな領域の問題を共に解決することで信頼を築き、成長を遂げられてきました。近年では株式会社日本M&Aセンターと提携を結び、顧問先への事業承継支援を本格的にスタートしました。実際に成約した案件もでてきています。
日本M&Aセンターは売上高、取扱案件数ともに国内のM&A市場を牽引している、M&A仲介会社です。弊誌においても直近では2023年1月号、3月号で巻頭特集をするなど、度々その取り組みを紹介してきました。
今回は直近の2号と同様に、弊誌の通常インタビューとは趣向を変えて、日本M&Aセンターの髙橋さんに進行役を務めていただきたいと思います。それでは髙橋さん、よろしくお願いします。
髙橋 私は当社における福原会計事務所さんの主な担当として、皆様の取り組みを支援してきました。私自身はよく理解しているつもりですが、まずは改めて読者の皆様に貴事務所の経営における理念や信条をご紹介いただけますでしょうか。福原一義先生、お願いいたします。