MIKATAグループ 総代表 税理士 柴田 昇

税理士法人とコンサルティング会社を中心に全国15拠点・5法人を展開するSBCグループ(本社:東京、大阪)が昨年9月、リブランディングにより名称を「MIKATA(ミカタ)グループ」に変更し、あわせて企業ロゴとミッション、事業ドメインを一新した。既にブランドを確立している大型アカウンティングファームが、リブランディングに踏み切ることで社員への理念の浸透を図るとともに、経営・資産形成に関する課題解決のプロフェッショナル集団として、「経営と、人生の、味方になる。」をビジョンに掲げて10年で事業規模10倍を目指すという。今回のリブランディングの経緯とその効果、今後の戦略展開について、グループ総代表の柴田 昇氏にお話を伺った。(撮影 市川法子)

創業30周年に向けてリブランディングを決断

―― 昨年(令和4年)9月、大阪・東京を本拠に全国展開する大型会計事務所グループのSBCグループは、「MIKATA(ミカタ)グループ」として新たなスタートを切りました。社名の変更だけでなく、企業ロゴやミッション、事業ドメインを一新するというリブランディングを実施しています。
同グループは税務会計をはじめ、経営コンサルティング、相続対策、事業承継支援、医業向け会計コンサルティングなど、幅広いサービス提供により急成長を遂げた士業法人グループです。その成長の軌跡や事業戦略、人財育成の取り組みなどについては、弊誌2017年1月号の「会計業界未来探訪」でも取材しています。
本日は、既に業界でも有数のコンサルティングファームとしてのブランドを確立しているSBCグループが、今回のリブランディングに踏み切った経緯と、今後の成長戦略について、グループの創業者で総代表を務める柴田昇先生にお聞きしたいと思います。
まずは、このたびのリブランディングに至った経緯からお話しいただけますか。

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