税理士法人KMCパートナーズ 木村智行所長(左から2人目)、株式会社KMCコンサルティング 蒲牟田哲司取締役(左)、株式会社日本M&Aセンター 上夷聡史部長(右から2人目)、天野真之介チーフ(右)

税理士法人KMCパートナーズ(東京都渋谷区)は、「中小企業の『お役立ち』と経営者に『感動を与える』ことが『真の経営指導』」という理念のもと、顧問先企業および所員の物心両面の幸せと成長を支援してきた。令和3年に創業50周年の節目を迎えた同社は、100年続く事務所を目指して新たな体制づくりに取り組んでおり、近年は株式会社日本M&Aセンターと提携して中小企業のM&A支援事業にも参入。全社一丸で顧問先のM&Aニーズ掘り起こしに力を入れている。そこで本記事では、ゼロからM&A支援事業を立ち上げて軌道に乗せた同社の取り組みについて、KMCパートナーズ代表社員の木村智行氏、株式会社KMCコンサルティング取締役の蒲牟田哲司氏、株式会社日本M&Aセンター提携統括部コンサルタント戦略営業部部長の上夷聡史氏、同部チーフの天野真之介氏にお話を伺った。(撮影 市川法子)

M&Aのプロと共に顧問先支援に取り組む会計事務所

―― 本記事では、顧問先企業の事業承継支援に注力する会計事務所と、その取り組みを支えるM&A仲介会社の方々にお集まりいただき、両社の連携による中小企業のM&A支援の実際や成功事例、会計事務所がM&Aの専門家と組むことで得られるメリットなどについて、忌憚なく語り合っていただきます。
KMCパートナーズは、昭和46年の創業から50年以上にわたり、中小企業の永続発展に尽力する「参謀本部」として、税務会計だけでなく経営計画や資金調達など、多方面から顧問先企業をサポートし続けています。3年ほど前からは、日本M&Aセンターと提携を結び、後継者不在に悩む顧問先の事業承継やM&A支援を本格的にスタートさせました。
一方の日本M&Aセンターは、言わずと知れた国内のM&A仲介業界を牽引するトップ企業です。弊誌にもたびたびご登場いただいているので、読者の皆様には改めて紹介は不要でしょう。

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