識者提言　親子三代の幸せに貢献する相続支援業務を考える　定量的な根拠をもとに最適な資産分配の「見える化」が可能になる相続コンサルティング支援クラウド「SIPS」の可能性

右から税理士法人エヌズの野原信男先生、株式会社シナジープラスの亀島淳一社長、LONG AGE税理士法人の松下英司先生、税理士法人TAパートナーズの相浦圭太先生、税理士法人エヌズの野原雅彦先生、株式会社シナジープラスの林拓司氏

シナジープラスグループ（沖縄県中城村）は、「未来永劫ご家族が幸せであり続ける環境を創る」を理念に、平成22年に設立された相続と資産運用に関する総合コンサルティンググループである。税理士をはじめとする士業と連携しながら、相続コンサルティング事業を展開する。代表取締役の亀島淳一氏は、相続や不動産分析に関する複数の資格を持つ相続の専門家である。その長年の経験、知見、ノウハウを結集させた相続コンサルティング支援クラウド「SIPS」が今秋、同社からリリースされる。これは、資産分割シミュレーションとライフプランシミュレーションをひも付けた日本初のクラウドシステムだ。シナジープラスでは、これを全国の税理士などの士業に提供することで、「ひとつでも多く、笑顔・夢・幸せがあふれる家族が増えることにより、地域の、ひいては日本全体の幸せに貢献する」ことを目指す。そこで今回は、この亀島社長の熱い想いに賛同し、試験運用に協力している税理士法人TAパートナーズ（福岡県北九州市、沖縄県中城村）代表の相浦圭太氏、税理士法人エヌズ（沖縄県那覇市、沖縄県西原町）代表社員の野原信男氏と野原雅彦氏、LONG AGE税理士法人（熊本県熊本市）代表社員の松下英司氏にもご同席いただき、SIPSのシステム概要と特長、今後の展開について伺った。（写真 市川法子）

相続対策で親子三代の幸せをサポート

――　株式会社シナジープラスは「親子三代幸せサポート」をスローガンに相続・資産運用のコンサルティングをしている企業です。本日は、同社が開発し、今秋のリリースを予定している相続コンサルティング支援クラウド「SIPS」について、同社の亀島社長および、この「SIPS」に絶大な期待を寄せ、また、開発に協力されている税理士の先生方にもご参加いただき、お話を伺っていきたいと思います。まずは、亀島社長から、株式会社シナジープラスの概要についてご説明いただきたいと思います。