アイユーコンサルティンググループ 代表 税理士 岩永 悠

平成25年の創業当初から競合の少ない資産税案件に特化することで急成長を続け、今や西日本トップクラスの相続税申告数を誇る税理士法人アイユーコンサルティング。ここ数年は九州以外のエリア進出やグループ化を進め、グループ総勢100人超、全国に7拠点を展開している。今年2月には、JR博多駅近くに5階建ての新社屋が完成し、さらなる事業拡大を目指すという。今回の取材では、アイユーコンサルティンググループ代表の岩永 悠氏に、その急成長の裏側にどのような事業戦略があり、今後の成長に向けてどのようなビジョンを描いているのかお話を伺った。(撮影 関 征士)

創業10年で100名規模のグループに成長

―― アイユーコンサルティンググループは、税理士法人アイユーコンサルティングを中核に、他の士業事務所やグループ企業で構成されるコンサルティングファームです。創業の地である福岡県福岡市をはじめ、国内各地に7拠点を展開しています。
弊誌では6年前、2016年7月号で税理士法人アイユーコンサルティングを取材し、創業者で代表社員税理士の岩永 悠先生にインタビューしています。当時は開業から4年目を迎えたばかりで、職員数13名という規模でしたが、その突出した相続・事業承継案件数と成長スピードは、業界内でも大きな注目を集めていました。
前回の取材後も、当時の計画どおり関東進出を果たし、中国エリア、東北エリアにも拠点を新設するなど、その勢いは衰えることなく、今や職員数100人超のコンサルティングファームに成長しています。
そこで、本日は代表として同グループを率いる岩永先生に、その驚異的な成長を遂げることができた秘訣について、あらためてお聞きしたいと思います。
まずは、アイユーコンサルティンググループの成長の軌跡を振り返っていただけますか。

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