株式会社iDOOR 代表取締役CEO 岡田湧真
株式会社iDOOR 取締役COO・CFO/ALEX会計事務所 所長 公認会計士 税理士 児玉洋貴

株式会社iDOOR(東京都品川区)は、情報配信システム「L-MagaZine(エルマガジン)」の企画・開発・提供を行う企業である。「L-MagaZine」は、顧問先経営者向けの動画コンテンツと、LINEなどを利用した配信システムがひとつになった次世代型情報配信システムである。顧問先向けの情報発信として、事務所通信を発行したり、メールマガジンを送っている会計事務所は多い。しかし、せっかく情報発信をしても、多忙な経営者が目に留めてくれないことが課題になっている。「L-MagaZine」はLINEなどで動画を配信するため経営者の目に留まりやすく、YouTubeに親しんだ若手経営者にも気軽に視聴してもらいやすい。そのため、顧問先に見てもらえる新しい情報発信手段として注目を集めている。今回の取材では、「L-MagaZine」の概要や、会計事務所における活用法について、iDOOR代表取締役CEOの岡田湧真氏(写真右)と、COO・CFOで税理士の児玉洋貴氏(同左)にお話を伺った。(写真 市川法子)

会計事務所のインフラとなるサービスの開発に取り組む企業

―― 本日は、株式会社iDOORの代表取締役CEOである岡田湧真氏と、同社の取締役でありALEX会計事務所所長の児玉洋貴氏にお話を伺います。まずは、株式会社iDOORの沿革についてお聞かせください。

岡田 iDOORは、令和2年8月に設立しました。税理士や社労士など士業の先生から顧問先・見込み客に向けた動画配信システム「L-MagaZine」の開発・提供を行っています。

―― L-MagaZineを開発されたきっかけをお聞かせください。

岡田 私は士業向けのコンサルティング会社に勤めていたとき、士業の事務所経営には、さまざまな課題があることを知りました。先生方が抱えるお悩みを解決できる、事務所のインフラとなるようなツールを開発できないかと考え始めたのがきっかけです。

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